長崎県五島市では、人口減少が進む中で地域における雇用創出が重要な課題となる一方、子育てや家庭環境などを理由に、働く意欲がありながらも就業機会が限られている女性が多く存在していました。
こうした背景を受け、本事業では、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方を地域に広げることを目的として、市内在住の女性を対象としたデジタル人材育成プロジェクトを実施しました。
プログラムでは、多様な働き方への理解を深める入門セミナーをはじめ、オンライン業務に必要な基礎スキルや、SNS・情報発信に関する実践的な講座を展開。さらに、実際の業務を想定したOJT形式の研修や、専門家によるキャリア相談を組み合わせることで、参加者が段階的にスキルを身につけられる環境を整えました。
一連のプログラムを通じて、受講生の多くがデジタルスキルやオンライン業務への理解を深め、自身の働き方について新たな選択肢を描けるようになりました。

また、プログラムの後半では、全国の企業と受講生をつなぐオンライン交流機会を実施。受講生が自身のスキルやこれまでの経験を発信し、企業との対話を行うことで、地域にいながら多様な仕事や働き方につながる可能性を広げる機会となりました。
参加した受講生からは、「離島に暮らしながらも、自分のスキルを活かして新しい働き方に挑戦できると感じた」「ライフスタイルに合わせた働き方の選択肢が広がった」といった声が寄せられました。
当社では、単なるスキル習得にとどまらず、その先にある“自分らしい働き方”や“継続的なキャリア形成”までを見据えた支援を大切にしています。本プロジェクトにおいても、講座運営からキャリア相談、企業との交流機会づくりまで、受講生と自治体双方に寄り添った伴走支援を行いました。
今後も、地域に眠る多様な人材の可能性を引き出しながら、場所にとらわれない働き方と持続可能な地域づくりを支援してまいります。