佐賀県唐津市では、多様な働き方の普及やデジタル技術を活用した地域課題の解決を見据え、IT関連企業の誘致を通じた地域活性化プロジェクトを実施しました。
福岡空港や博多駅から約1時間という優れたアクセス環境に加え、比較的災害リスクが低く、BCP(事業継続計画)対策の拠点としても適した事業環境を強みとして、唐津市が持つ地域資源やビジネス環境を広く発信しました。
本事業では、IT分野を中心とした都市部企業に向けて、唐津市での事業展開や地域連携の可能性を紹介。対話を重ねながら、各企業の事業イメージや地域との関わり方に寄り添った情報提供を行いました。
さらに、唐津市での具体的なビジネス環境や地域での暮らしを体感していただく機会として、「IT関連企業視察ツアー」を企画・実施。本ツアーでは、単なる施設見学にとどまらず、参加企業が地域との継続的な関係づくりや、現地での事業展開の可能性を具体的に描けるプログラムを設計しました。

ツアー内では、地場企業や教育機関への訪問に加え、コワーキングスペースやDX推進拠点など、地域の先進的な取り組みを体感できる交流機会をコーディネート。地域全体でデジタル活用や新たな産業づくりに取り組む姿勢に触れていただくことで、将来的な連携や協働のイメージを深める場となりました。
参加企業からは、「地域課題に向き合う行政や地域事業者との距離の近さを感じた」「文化や歴史と、新しいチャレンジを受け入れる環境が共存しており、多様な可能性を感じられる地域だった」といった声も寄せられ、地域との新たな関係構築に向けた前向きな機運が生まれました。
当社では、企業誘致を単なる拠点整備ではなく、地域と企業がともに成長していくための“関係づくり”と捉えています。本プロジェクトにおいても、初期段階での情報発信から現地でのアテンド、地域との継続的なリレーション構築まで、自治体の皆様に寄り添った伴走支援を行いました。
今後も、地域が持つ多様な資源や人のつながりを活かしながら、新たな産業や働き方の可能性を広げる取り組みを支援してまいります。